第35回　花月、山姥

第34回　砧

• 能「高砂」礼讃
  

  成城大学教授　大谷 節子

• 廣田幸稔先生の《砧》に寄せて
  

  椙山女学園大学教授　飯塚 恵理人

第33回　白楽天　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

• 間狂言（アイ）からみた『白楽天』の原形と背景
  

  京都芸術大学 舞台芸術研究センター特別教授　天野 文雄

• 《白楽天》の背景と金剛流での扱いについて
  

  椙山女学園大学　飯塚 恵理人

第32回廣田鑑賞会　西行桜

• 《西行桜》　－花の友と惜しむ春ー
  

  椙山女学園大学教授　飯塚恵理人

• 能と絵画「弱法師」
  

  京都聖母女学院短期大学名誉教授　藤岡道子

第31回記念 鞍馬天狗（チケット販売中止）

• 能 《鞍馬天狗》 における孤独
  

  大阪大学大学院文学研究科准教授　中尾薫

• 「鞍馬天狗」 と絵画
  

  京都聖母女学院短期大学名誉教授　藤岡道子

第30回記念 大原御幸

• 能における『大原御幸』と建礼門院
  

  文筆家　　井上 由理子

• 哀惜の情を描くー下村観山筆《大原御幸》
  

  同志社大学嘱託講師　　村木 桂子

第29回 望月

• 敵討ち物としての『望月』
  

  同志社大学教授　　山田 和人

• 〈望月〉の歴史とドラマ
  

  京都市立芸術大学教授　　 藤田 隆則

第28回 卒都婆小町

• 「小町」の変遷 ～歌と伝説と能と～
  

  同志社大学准教授　　木谷 真紀

• 『卒都婆小町』の小町はどこに行こうとしていたのか
  

  京都造形芸術大学・舞台芸術研究センター所長　　 天野 文雄

第27回 三井寺

• 「三井寺」の叙事と叙情をめぐって
  

  文筆家　　井上 由理子

• 『三井寺』は作り物狂の能なのか
  

  灘中学校高等学校教諭・能楽研究者　　中嶋 謙昌

第26回 隅田川

• 「少年」をめぐるイマジネーション
  

  同志社大学大学院教授　　佐伯 順子

• 『隅田川』の「死の縁」をめぐって
  

  京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター所長　　天野 文雄

第25回 実盛

• 「むざん」の理由
  

  高野山大学文学部助教　　浜畑 圭吾

• 能 《実盛》 と老後の思い出
  

  大阪大学准教授　　中尾 薫

第24回 竹生島

• 小説「女体」への道筋
  

  文筆家　　井上 由理子

• 金剛流《竹生島 女体》について
  

  椙山女学園大学　　飯塚 恵理人

第23回 鵺

• 頼政と鵺の闇
  

  高志の国文学館 主任・学芸員　　小林 加代子

• 〈鵺〉における型の「加減」
  

  灘中学校高等学校教諭・能楽研究者 中嶋 謙昌

第22回 清経

• 「清経」雑考
  

  演劇評論家　　権藤　芳一

• 「披講の出端」と《清経》の主題把握
  

  京都造形芸術大学　舞台芸術研究センター所長 天野　文雄

第21回 黒塚

• 『黒塚—白塚』
  

  詩人　　村瀬　和子

• 《黒塚》 「白頭」 寸考
  

  帝塚山大学人文学部講師　　恵阪　悟

第20回 安宅

• 『安宅』と『摂待』―作り山伏をめぐって―
  

  同志社女子大学教授　　廣瀬 千紗子

• 〈安宅〉における立衆と地謡
  

  金沢大学人間社会研究域教授　　西村　聡

第19回 夕顔

• 夕顔の扇―能『夕顔』　と『源氏物語』の相違―
  

  同志社大学文学部教授　　岩坪　健

• 〈夕顔〉の世語りと菩提心
  

  金沢大学人間社会研究域教授　　西村　聡

第18回 船弁慶

• 《船弁慶 》雑感　
  

  関西大学文学部教授　　関屋　俊彦

• からくりになった『船弁慶』～竹田からくり「傀儡師」の世界～
  

  同志社大学文学部教授　　山田　和人

第17回 遊行柳

• ごあんない
  

  詩人　　村瀬　和子

• 追憶する老体の柳 ―《遊行柳》の季節はなぜ秋なのか
  

  灘中学校高等学校教諭・能楽研究者　　中嶋　謙昌

第16回 海人

• 宝珠をめぐる古典芸能の世界
  

  文筆家　　井上　由理子

• 能が描く働く女～『海人』と性別越境
  

  同志社大学社会学部教授　　佐伯　順子

第15回 三井寺

• 三井寺の月
  

  同志社女子大学教授　　廣瀬　千紗子

• 《三井寺》の周縁
  

  大阪学院大学非常勤講師　　恵阪　悟

第14回 殺生石

• 能「殺生石」と近世演劇
  

  大阪府立大学教授　　河合　眞澄

• 《殺生石》 ―『玉藻前』絵巻と「女体」―
  

  京都女子大学短期大学部准教授　　川島　朋子

第13回 融

• 月の都にいりにけり ― 『融』の世界とその享受 ―
  

  同志社大学教授　　山田 和人

• 「融」と河原院、そして渉成園
  

  東本願寺総務部次長　　近松　誉

第12回 隅田川

• 隅田川物のことなど
  

  能楽評論家　　権藤 芳一

• 能と念仏
  

  浄土真宗教学伝道研究センター所長/龍谷大学名誉教授　 上山 大峻

第11回 定家

• 能「定家」寸見
  

  神戸女子大学教授　　大谷 節子

• 「定家」と定家・『拾遺愚草』・『百人一首』
  

  京都府立大学教授　　赤瀬 信吾

第10回 鱗形

• 《鱗形》が金剛流の上演曲になるまで
  

  大阪大学大学院教授　　天野 文雄

• 謡曲「鱗形」─「太平記」との関わりなど
  

  同志社大学名誉教授　　加美 宏

第9回 綾鼓

• 「綾の鼓」の両義性　― 鳴らない鼓である前に ―
  

  金沢大学教授　　西村　聡

• 《綾鼓》─近代文学への架橋─
  

  同志社大学教授　 田中励儀

第8回 熊野

• 東へ帰る名残かな　能 　熊野
  

  詩人　　村瀬和子

• 《熊野》試解
  

  椙山女学園大学教授　　飯塚恵理人

第7回 野宮

• 野宮 ― 暗い闇の森と咲き誇る花々と ―
  

  同志社大学文学部助教授　　植木　朝子

• 《野宮》― 永遠のいたたまれなさ ―
  

  京都造形芸術大学非常勤講師・歌人　　小川佳世子

第6回 藤戸

• 平家物語と謡曲の「藤戸」
  

  千里金蘭大学人間社会学部教授　　生形　貴重

• これぞ希代のためしなる―「藤戸」の構造
  

  山口県立大学教授　　稲田　秀雄

第5回 葛城

• 「葛城」雑考
  

  演劇評論家　　権藤　芳一

• 男神から女神へ　能楽「葛城」の背景
  

  城西国際大学教授　　脇田　晴子

第4回 砧

• 砧うちてわれにきかせよ ―
  

  聖母女学院短期大学教授　　藤岡　道子

• 《砧》の“三年の秋”とその背景
  

  大阪大学大学院教授　　天野　文雄　

第3回 山姥

• 山めぐりの女神の舞曲 ― 能楽「山姥」の背景 ―
  

  滋賀県立大学名誉教授/城西国際大学教授　脇田 晴子

• 「山姥」の正体
  

  神戸女子大学助教授/古典芸能研究センター長 大谷 節子

第2回 頼政

• 頼政と通円への象面
  

  平等院住職　神居　 文彰

• 「頼政」のことなど
  

  千里金蘭大学教授　生形 　貴重

第1回 道成寺

• もうひとつの鐘入り　― 「廻り入り」のこと ―
  

  大阪大学大学院教授　天野　文雄

• 「能装束の魅力」　― ○と△の話 ―
  

  武蔵野美術大学講師（日本工芸史）　正田　夏子