プロフィール
廣田 幸稔 (ひろた ゆきとし) [本名:弘田幸稔]
1957年11月1日(古典の日)京都に生まれる。金剛流能楽師廣田陛一(重要無形文化財総合指定)、京舞井上流井上政枝(京都府無形文化財)の長男。同志社大学法学部卒業。妻一恵は宝生流能楽師故高橋徳之(故松本長に師事)の孫。父廣田陛一および先代金剛流宗家金剛巌、当代金剛流宗家金剛永謹に師事する。祖父故廣田弘は金剛謹之介に師事、大叔父故廣田晋一(廣田弘長男)は金剛右京に師事。叔父に廣田泰三(重要無形文化財総合指定)、従兄弟に廣田泰能(重要無形文化財総合指定)がいる。
芸術団体等所属歴
1963年〜 | 廣田後援会(1954年から年2回演能)に、2003年第100回で終了するまで参加金剛会、能楽協会京都支部所属京都養成会にて研修 |
1982年〜 | 京都・東京凌雲社主宰 |
1998年〜 | 日本能楽会、金剛会常務理事 |
2003年〜 | 廣田鑑賞会主宰 |
2010年2月 | 能楽協会企画制作委員としてドイツ(ケルン)およびスペイン(バルセロナ、マドリード)、ポルトガル(リスボン)に視察出張 |
2010年4月 | スペイン、ポルトガル公演に団長補佐として参加 |
2010年10月 | 第三回国際演劇フェスティバル(アルジェリア ベジャイア)に団長として参加 |
主な受賞歴
1998年 | 重要無形文化財(綜合)認定 |
1999年 | 京都市芸術新人賞 |
2005年 | 文化庁芸術祭新人賞(第5回廣田鑑賞会「葛城 神楽」シテの演技に対して) |
2020年 | 京都府文化賞功労賞 |
プロフィール
廣田 明幸(ひろた はるゆき)
2008年生
祖父は廣田幸稔。四歳で金剛定期能「鞍馬天狗」花見にて初舞台。国立能楽堂「安宅」子方(2016年、国立劇場開場50周年記念)、金剛能楽堂「正尊」子方(2018年、開館15周年記念)、「望月」子方(2018年、第29回廣田鑑賞会)などを務める。